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プログラミングに関するメモをのこしていきます

プレイングできるマネージャーだからこそできる攻め方がある

と思うのだけど、どうだろうか。

プレイングマネージャーってあんまり認められないというか、基本的には良くないこととされていると思う。

自分は、別にいいんじゃないかなと思っているので、なんでそう思っているのか書いてみたい。
 
まず前提として、マネジメントをおろそかにするプレイングマネージャーは違うよねというのはわかる。
自己批判として、マネジメントの技量不足や向き合い不足をプレイングで無理やり誤魔化していないかを問う、というのは正しいと思う。
 
一方で、そもそもあらゆる職種において、完璧な正解があるわけでもないし、正解らしきなにかがあったとして、そのために必要な能力を完璧に備えている人なんてほとんどいないと思う。
だからこそみんな試行錯誤をして、足りないスキルをどう補うかを考えて、どうにかして成果を出す。
そのための手段としてプレイングをすることってそんなに悪いことなんだろうか、と思う。
 
もちろんある程度自覚的である必要はあるし、プレイングすることでマネジメントに悪影響が出るなら本末転倒だとは思う。
たとえばマネジメントに向き合う時間が足りなくなったり、メンバーに対して良くないシグナルにつながってしまったり。
 
でもむしろ、プレイヤーとしての価値を出せるというカードを持っているからこそできる攻め方というのがあるんじゃないか、というのも考えてみたい。
 
自分は一プレイヤーとして、やっぱり現実の問題を解決してくれないマネジメントにはちょっと距離を感じてしまう。
一緒に泥をかぶってほしいとまでは言わないが、一人の力で抜けないカブがあるときに、自分の力を貸してくれる人のほうが信頼してしまう。
自分が子どもなのかもしれないが、みんなそんなもんじゃないだろうか。
マネージャーが一人手を貸したところで抜けないようなカブを、多くの人や金を動かして抜くのがマネージャーだろ、というのはもちろんある。直面している問題のサイズとか種類次第だけど、一人手を貸してくれればうまくいくってときに手を貸せるっていうのは大事だと思う。
 
また、チームとしてサバイバルモード気味になってくると、少し厳しい運営をしなければならないこともある。
こういうときに、プレイヤーとして圧倒的な馬力を出している背中を見せてくれると、頑張れるなと思う。
マネジメント側の立場で考えても、メンバーにやや厳しいコミットメントを要求するときに、泥をかぶっている方がやりやすいんじゃないか。(これも甘えるなという話かもしれないけど、でも人間そういうものじゃない?)
 
責任のとり方の一つでもある。うまくやらないと最悪なパターン(「あーあとはもうこっちで巻き取るんでいいです」みたいな)になりかねないから、注意が必要だけど、例えばペアプロで手を差し伸べたり方針をがっと整理したりするのも大切な打ち手だと思う。
プレイヤーができないのにそういう打ち手を取ろうとすると、とんちんかんな邪魔になってしまう。
一メンバーとして、うまく進まないタスクを持ち続けているという状況は、精神的負荷がかなり高いと感じるので、どういう手段であれ軽くしてくれることが一番うれしいと自分は思う。(これは本当に人と状況によると思うけど。)
 
結局そういう背中に人はついていきたくなる、と自分は思う。すくなくとも自分はそう。
マネジメントをやりだすとプレイヤーになれない、とかマネジメント嫌悪を広めるだけだし。